INIファイルパラメータ設定
Process Running Monitor, Clientのインストール時に「prmClientInit.ini」ファイルに各種パラメータを前もって設定することにより、システムに反映できます。
「prmClientInit.ini」の値はメモ帳などで変更できます。
各パラメータ値を使用する環境に合わせて事前に設定し、クライアントインストールセットを各ユーザに配布する、或いはユーザ全員がアクセス出来るネットワーク上の共通フォルダに格納し、それを使用してインストールすることにより、クライアントインストール時にこれらの値を変更する必要がなくデフォルトのままインストールすることができ、多数のクライアントへのインストール作業の効率が向上します。
- [NETSECTION]
- ネットワークのパラメータをセットします。
- prmMode=Online
- Online又はOfflineを指定します。デフォルトはOnlineです。
- prmIPAddress=127.0.0.1
- サーバーのIPアドレス又はホスト名を指定します。デフォルトは127.0.0.1です。
- prmPortNo=49500
- ポート番号を指定します。デフォルトは49500です。
-
- [WATCHSECTION]
- 監視方法のパラメータをセットします。
- WatchFirst=0
- Process Running Monitorのクライアントプログラムが起動された時点で全ての稼動プロセス名を取得しますがそのプロセスを情報取得の対象とするか、初期状態はオペレーティングシステム関連や自動起動のプロセスが大半であるため、それらを情報取得の対象とせず、その後に起動された差分だけを情報取得の対象とするかを指定します。
-
- 0(1以外):初回は対象としません。(デフォルト)
- 1:対象とします。
- WatchIntvl=3
- 監視間隔を秒で指定します。デフォルトは3(秒)です。
- SendIntvl=30
- クライアントでプロセスの稼動に変化が生じ、サーバーへ送信する情報を取得してもその度に送信するとネットワークに負荷がかかる可能性があります。その送信間隔を秒で指定します。デフォルトは30(秒)です。
WatchMethod=N
- プロセス稼動情報の取り扱いパターンを指定します。
- N(Y以外):
- Process Running Monitorクライアントが起動されてから稼動したプロセスの初回の検知のみを対象とします。以降複数回稼動しても:Process Running Monitorクライアントが継続して稼動している場合(通常はシステム起動時からシャットダウンまで)、対象としません。メモ帳のように一日のうちに何度も使用するものでも最初の起動のみを対象とします。(デフォルト)
- Y:
- Process Running Monitorクライアントが起動されてから稼動した複数回稼動したプロセスをその稼動を検知する度にその稼動を対象とします。稼動、終了を繰り返した場合、複数回収集されます。メモ帳のように一日のうちに何度も使用するものは起動を検知する度に稼動情報は収集されます。尚、同時に2個以上稼動している場合は重複は省き、1個と見なします。